Team Building Columnチームビルディングコラム

2017/12/14

「その場にしかできないチームづくり」への挑戦

仕事の合間時間を利用して国立新美術館へ
目当ては、
建築家 安藤忠雄展

専門的なことはわかりません。
でも、安藤建築が好きなんです。

洗練されたデザイン、コンクリートとガラス建築のかっこよさ
場との調和、アイデアにものすごく刺激を受けるんです。
一つ一つの建築作品から様々な情報を受け取るのですが、
なぜ私が安藤忠雄さんに惹かれるのか、
なぜ建築に惹かれるのかよくわからなかったけど、
今回、明快な答えに辿りつけた。

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以下、安藤さんの言葉より引用

【場所を読む】
仕事のスタートは必ず場所を読むことから始まる。それぞれの場所に、必ずそこにしかない個性がある。その本質を深く読み取り、新たな建築に顕在化する。この場所との対話を普遍のテーマとして、ずっと仕事に取り組んできた。一口に場所の個性といっても、その内容は、土地の歴史や形状、植生から、その中にある既存の構築物、そこから見える風景など様々であり、またそれを建築化する方法も、人工と自然の調和を目指すものであったり、逆にその対比を強調するものであったり、道は一つではありません。ですが、いずれの仕事も目指すところは同じく『その場所にしかできない建築』への挑戦です。
建築が場所に息づき、風景に溶け込んでいくには、相応の時間がかかります。ときには、建築が完成した後の時間にも主体的な関わり、作り手としての責任を果たしていかねば、建築は思う通りには”育ち”ません。
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そうそう、
『その場所にしかできない建築への挑戦』

私はここに魅力を感じていたのです。
安藤さんの建築の1つ1つから、
コンクリートとガラスを使った建築作品から
その場所にしかできない建築へ
挑戦されているのが本当に伝わってくる。
そして、建築家の仕事の魅力と、
私の仕事の魅力を重ねあわせて楽しみ
着想や表現を仕事のヒントにしていた自分に気付いた。
私の仕事も、「場を読むこと」から始まります。
その組織にある個性、経営者の個性、その土地の個性、
空気感、言葉、表情、関係性、これまで作り上げて来た組織づくりの背景、
苦労や努力、すでに出来上がっている組織のノームなど
本質を深く読み取り、新たな組織づくりをおこなっていく。

その場所によって、経営者も違い、働く人も違う。理念も違うし、土地の風土も違う。
私の仕事の目指すところは同じく『その場にしかできないチーム』への挑戦なのです^ ^

私の対象は、「人と組織」というだけで、
若干の差はあれど、仕事の本質は建築家とまったく同じ。
ただ対象が、意志を持ち行動する点においては変わるかもしれないが、
「不自然になってしまった組織と人を、本来の自然の姿に還す」アプローチは、
建築における人工と自然の調和を目指すアプローチと似ているように思うのです。